HIV感染症(AIDS)とは

感染=AIDSではありません
HIVウィルスに感染後に発症する病気をAIDS(エイズ)と言います。
HIVが身体に入ってもしばらくは症状に現れません。何年もかけて免疫が低下し、抵抗力が弱くなります。数年経って、いろいろな病気や症状が出るようになったものがAIDSです。また、HIVに感染した人すべてがAIDSを発症するとは限りません。

感染経路
HIVの感染経路は性行為、血液(不適切な血液製剤、輸血の使用、麻薬などの注射器の回し打ち、医療従事者の針刺し事故)、それから母子感染(HIVに感染している母親から生まれる子供の約10〜30%がHIVに感染するといわれています)。
軽いキスやつり革や手すり、プール、公衆電話、コインランドリー、蚊に刺される、銭湯などではまず感染しません。     ⇒関連情報

エイズの対策と治療

まず心当たりの有無にかかわらず検査は定期的に受けておくべきだと思います。
HIVウィルスは感染力の弱いウィルスです。セックスの時にコンドームを使用するだけでかなり高い確率で予防できます。
ご存知のように HIVに感染すると完治しません。そのうえ知らないうちに他人にウィルスをばら撒いてしまう可能性もあります。そうなる前の予防は非常に大切だと思います。

万一感染してしまったらすぐに発症予防や治療を始めることをお勧めします。今では完治はしませんが、生活の中で少し気をつける程度で普通の生活とほとんど変わらない生活を送れます。

その治療は、まずHIVの増殖をおさえ、病気の進行を遅らせること。もうひとつは免疫力をなるべく高く保ち、日和見感染症を予防したり治すこと。日和見感染症は免疫力が高くなれば治るようなものもあり、そもそも発病しにくくなります。

HIVの抗体はウィルスが体内に侵入してから3ヶ月ほど経たないと現れません。したがって検査は心当たりがある行為から3ヶ月以上経過してから受けるといいでしょう。

もし誰とも会わずに匿名で検査を受けたいなら自宅で検査できる検査キットも販売されています。

病状の進行状態などの詳しい解説はモバイル用のコンテンツをご覧ください。
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